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IT導入補助金2020年度版!「特別枠(C類型)」が増設され、コロナの影響を受けて大きく拡充されています

IT導入補助金2020とは?採択率は?

更新:2020/8/4

↓ざっくりいうとこんな感じ(*’▽’)

▼IT導入補助金について簡単に言うと…
・今年度(2020年度)は最大450万円を補助(経費の3/4が補助される)
・今年度(2020年度)の採択率はとても高い!
・今年度(2020年度)の申請の最終締切は、9/30まで※予定
・コロナの影響を受け、補正予算で補助率UP、補助金引き上げなどの拡充がされた
・申請区分は3種類あり、ネットショップでご利用する場合は「特別枠C類型」となる

今年度(2020年度)ではコロナの影響を受ける中小企業を広く支援するための補助金となり、二次補正予算の閣議で予算なども拡充されました。
政府としても多くの補助金を利用してもらいたいという姿勢が感じられます。
現在とても高い採択率となっております。

ということで、IT導入補助金2020についてできるだけ詳しく説明してみますねー。

*ネットショップ制作する際でのIT導入補助金の情報(特別枠のC類型)にフォーカスして説明しております。A類型やB類型やテレワークのツールを導入する場合やIT導入補助金自体の基本的な情報は割愛しております♪

▼IT導入補助金とは?
IT導入補助金とは経済産業省にて行っている「ITツールを導入することで生産性を向上させる」ことを目的とした感じの補助金となっております。

*色々と分かりづらい場合は本家サイト「IT導入補助金のサイト」を確認していただければと思います。
*助成金とは異なり補助金となりますので、申込み/申請をしても必ず採択されるものではないのでその辺りは注意が必要です。

▼締め切り(スケジュール)※特別枠(C類型)
6次締切:8/31(金)17:00 まで
7次締切:9/30(水)17:00 まで
*締切分が増えることもございます。実際に「6次締切分」と「7次締切分」は追加された締切分です

▼必要書類
〇(法人)
・gBizID(GビスID)※「gBizIDプライム」アカウント取得
・履歴事項全部証明書(3ヶ月内)
・直近分の法人の納税証明書(「その1」もしくは「その2」)※税務所にて取得をお願いします。

〇(個人事業主)
・gBizID(GビスID)※「gBizIDプライム」アカウント取得
・運転免許証もしくは、住民票(3ヶ月内)
・直近分の所得税の納税証明書(「その1」もしくは「その2」)
・税務署が受領した直近分の確定申告書Bの控え

・gBizID
今年度より、「gBizIDプライム」アカウントが必要になりました。
gBizIDの取得URL
https://gbiz-id.go.jp/app/rep/reg/apply/show
※取得に1週間程度かかるとのことなので、早めに申請することをおすすめします
※今後は補助金申請などに、このgBizIDが必要になるということなので取っておいて損は無いと思います

▼手順
ざっくりとした手順は以下です。導入したいITツールを探して、申請してくれる支援事業者さんと一緒になって申請をします。
申請後に採択が決定してから実際の補助事業を行います。
〇IT導入支援事業者と相談

〇「gBizIDプライム」アカウントの取得

〇申請作業

〇補助事業
※売上額などの登録が必要になるので、登録の際には確定申告の書類を用意しておくと良いと思います。

▼申請作業
事業者(補助される側)と支援事業者(ITベンダー)と一緒になってウェブ上で申請するカタチとなります。
※持続化給付金のようにすべてネット上にて申請が可能です。

▼IT導入補助金の補助率と補助額
特別枠のC類型が、コロナの影響にて新しく新設された申請区分です。補助率も2/3→3/4へ変更されてます。

  補助額 補助率
A類型 30万~150万円 1/2の補助
B類型 150万~450万円 1/2の補助
C類型(C類型-2) 30万~450万円 3/4の補助

3/4が補助されるイメージ図


▼補助対象経費
これからshopifyやMakeShopなどを利用してネットショップ制作と運営をする場合のほか、楽天などへの出店の費用やネットショップでの商品撮影の費用なども含めることが可能です。
・ネットショップ制作費用
・楽天、Yahoo!ショップなど
・SEO費用
・LP制作、商品撮影費用
・ネットショップ広告費
・サーバー費用
・導入コンサルティング
・運営支援サポート
などなど…

▼事業者さまの手間など
「申請すると高い採択率でネットショップの制作費用のほか運営費(1年分)も補助される」などと良いことばかりを書きましたが、実際には事業者さまにはお手間になる申請などの作業もあります。
ただ、事業者さまに行っていただく作業に関しては、小規模持続化補助金など他の補助金申請よりすっごく簡素で簡単と言えます。(わたしはそう思いました)
また、この補助金に関しては、IT導入支援事業者が取り纏めて「一緒になって申請」を行うという形となっており、事業者さまには負担が少なくなるようになっております。この辺りも事業者さまには手間が少なくて良い仕組みなんだろうなと思いました。(面倒な窓口業務をある程度IT導入支援事業者にて行ってもらう仕組みです)
他の補助金などに場合には、申請時に事業計画書などを作る必要があるのですが、IT導入補助金に関しては文章を書く作業はほんの少しです。どういうことかと言うと選択式で選んでいく形式となっていてこれが超楽ちんです。前年度の売上金額なども入力時に必要になりますので経理との連携も必要だったりはします。

*ものづくり補助金や持続化補助金(小規模事業者持続化補助金)などに比べるとかなり簡単に申請が可能です。経産省での他の補助金より圧倒的に簡単で尚且つ採択率も高いかと思います。

あと、補助金交付後に関しても報告義務がありますので5年程度は事業の報告をする必要があります。

▼まとめ
IT導入補助金は、コロナの影響で採択率も高くなっており、補助金額も最大450万円、補助率も3/4と拡充されている。政府のコロナ支援の姿勢が見えます。
申請の手間が(他の補助金に比べて)とっても簡単。
ネットショップ制作は特別枠のC類型に適用される。制作費用のほかにも商品登録費用や撮影費用、SEO費用(1年間)、サーバー費用(1年間)、導入サポートや専門家のコンサルティングなどなど…。

オトクにECサイトを制作&運営できます。コロナの影響をチャンスに変えるネットショップ制作に大いに役立つ補助金と言えます。

*じつは、小規模持続化補助金も現在採択されやすくなっておりこちらも要注目なのです。両方への申請の方法などもご案内させていただきます。